くすりんの豆知識|V・ドラッグ

つらい冷え性の対策

もともと女性は体質的に冷え性になりやすいのですが、運動不足や薄着、無理なダイエットなども冷え性の一因。食べ物やストレッチ、入浴法などの工夫で、冷え性を改善することもできます。


簡単にできる冷え対策

●血行をよくする生活を心がけましょう

冷え性を改善するには、適度な運動でカラダを動かして、温かい食べ物、飲み物をとるようにするなど、日常的にカラダのすみずみまで血行をよくする生活を心がけましょう。また、冷房のあるところでは、カーディガンやひざ掛け、靴下などで予防を。冷えの原因となるダイエットや睡眠不足などは、なるべく避けるようにしましょう。


対策方法

●お風呂や足湯で温まる


半身浴でぬるめのお湯にゆっくりつかりましょう。38~40℃のお湯に20分以上入ると効果的です。長く入るので、心臓に負担をかけないよう、乳房の下あたりまでつかるようにします。上半身が寒ければ、肩にタオルなどをかけて。カラダを温める効果のあるアロマや入浴剤などを入れて楽しみましょう。お風呂に入れない日は、やや熱めのお湯で足湯に入るのもおすすめです。


●ストレッチやヨガなどをおこなう

末端が冷えてしまうのは、カラダを温める血液を送るポンプ作用が末端まで行き届いていない証拠。カラダを動かし、筋肉を使うと血行がよくなります。また、適度に筋肉をつけることで基礎代謝をあげれば、体温をあげることにつながります。

手っ取り早く血行を促進して温めるには、冷えている部分を動かすのが一番。手や足の指先を閉じたり開いたりする、手首足首をグルグルと回す、足の甲を伸ばす、などの簡単なストレッチだけでも効果があります。休憩中はもちろん、電車やバスでの移動中、仕事中にデスクの下で、できるチャンスを見つけて積極的に血行促進をしましょう。青竹踏みなども効果的です。

またヨガは深呼吸を重視するため、繰り返しているうちに体内の血行を促進し温める効果があります。
例えば、以下のような下半身の血行を促すポーズを試してみてはいかがでしょう。
1)うつ伏せに寝転がり、両手をアゴの下に置く。
2)両足は肩幅程度に開き、膝を軽く曲げて床から少し持ち上げてアキレス腱を伸ばす。
3)息を吸いながら、両脚を曲げる(かかとがお尻に着くくらいが理想的)。
4)息を吐きながら元に戻す。これをリズミカルに30回ほど行う。


●温かい飲み物も、カラダを暖めます

食事のときは冷たいお茶やジュースは避けて。みそ汁やスープを飲むと、カラダがポカポカ温まります。逆にトマトやキュウリなど、夏が旬の野菜はカラダを冷やす作用があると考えられていますので、食べ過ぎないよう注意を。


●冷えやすい下半身には、もう1枚はきましょう

下半身は冷えやすいので、小さなショーツ1枚だけは厳禁です。温かい毛糸のパンツを1枚重ねたり、くつ下を重ねばきすると、冷えがやわらぎます。ただし毛糸のパンツもくつ下も、血行を妨げないよう、ゆったりしたサイズのものを選びましょう。


●足のマッサージ、ツボ押しなども効果的

「足三里」は、ひざのお皿の外側にあるくぼみから指4本分下で、すねの骨の外側の縁。血流を促し、全身の疲れを取るツボです。
「三陰交」は内くるぶしの中央から指4本分上、すねの骨の後ろ側の縁。女性特有の不調に万能なツボです。
「太谿」は内くるぶしの後ろ下とアキレス腱の間のくぼみです。冷えなど足の症状に効果があります。


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