そもそも更年期とは?

女性が閉経を迎える前後5年のことで、一般的に45~55歳の約10年間を更年期といいます。
※ただし、個人差があります

女性の体は40年ほどの間、女性ホルモン(エストロゲン)によって守られています。
エストロゲンは毎月月経を起こし、妊娠・出産に大きな役割を果たすだけでなく、肌のハリやうるおい、髪のツヤを保ちます。また、血管を丈夫にし、動脈硬化なども予防してくれます。
骨を丈夫にするほか、感情や自律神経を安定させ、記憶・認知機能の維持にも大きく関わっています。

更年期障害が起こるメカニズム

① 更年期になると、卵巣の働きが衰え、女性ホルモンの分泌量が急激に減少します。

② 減少した女性ホルモンを増やそうと、脳は卵巣に指令を送りますが、卵巣はこれに応じることが出来ず、ホルモンバランスが乱れてしまいます。

③ ホルモンバランスの乱れによって起こる火照り、のぼせ、イライラといった心身の不調が生じます。

 

これらをまとめて更年期障害といいます。

更年期障害の症状

■ホットフラッシュ(=のぼせ、ほてり、発汗)
■だるい、疲れやすい
■頭痛
■肩こり
■動悸、息切れ
■うつ状態、不安感
■不眠
■めまい
■イライラ

更年期を上手く向き合う為に!

■症状を緩和させるためにホルモンに作用する栄養素

・亜鉛

⇒ホルモンバランスを整えます。
牡蠣、レバー、卵黄

・ビタミンE

⇒ホルモンバランスを整え、血行を良くすることで、冷えの緩和も期待できます。
かぼちゃ、ナッツ類

・大豆イソフラボン

⇒女性ホルモン(エストロゲン)と同じような働きをします。
大豆製品

■更年期障害の治療法

・ホルモン補充療法(HRT)

減少したエストロゲン(卵胞ホルモン)を補う補充療法です。
保険適用で、自己負担が少ない!更年期障害の根本的な治療法とされています。

・漢方による治療

ホルモン補充療法(HRT)が使用できない場合や更年期障害の症状がいくつか当てはまる場合にまず試みる治療方法です。