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〜嫌がる愛猫の目ヤニ・耳垢ケアのコツ〜

おうちでケア
〜嫌がる愛猫の目ヤニ・耳垢ケアのコツ〜

猫の目ヤニや耳垢、おうちでのケアで十分なのか、動物病院で治療したほうがいいのか気になる時もありますよね。 治療が必要な場合と、そうでない場合、楽しくケアする方法などを紹介します。

健康ならば目ヤニや耳垢はほとんど出ない

猫の目ヤニや耳垢は、健康であればほとんど出ないのが正常です。もちろん健康であっても、気候や環境の変化によって少し目ヤニが出たり、耳に汚れがついたりすることはあります。また、生まれつき鼻涙管が細い、もしくは、蛇行して流れが悪くなっている猫もいます。さらに、鼻涙管が炎症を起こしている場合も。こうしたケースでは、流涙症といって涙やけが見られたり、目の周りがベタベタしているため細菌が繁殖しやすく、皮膚炎を起こすことがあります。目ヤニや耳垢が出ているのであれば、かかりつけの動物病院で一度診察してもらうといいでしょう。

日頃のボディタッチと「正常な状態」の把握が大切

健康な猫であっても、目や耳はよく見える部位なので、ちょっとした目ヤニや耳垢でも、どうしても気になってしまう方もいるでしょう。そんな時は、アルコールを含んでいないウェットティッシュのようなものか、柔らかいガーゼをお湯で湿らせて、軽く拭いてあげます。 ケアをする時、嫌がる猫を無理やり押さえつけるのは絶対にやめましょう。日頃から背中やお腹、足、耳、顔などをやさしくボディタッチして、敏感なところを触らせてくれるように慣らしておくことが大事です。

耳ダニや猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)に注意しよう

猫は、耳ダニがつくとカサカサした黒い耳垢が出て、かゆいので後ろ足で耳を掻きむしります。耳ダニは耳の奥に潜んでおり、表面を見ただけでは気づきにくいので、ご自宅で判断するのは困難です。いつもと違う、おかしいなと思ったら、自己判断せず動物病院で耳道の中を診てもらいましょう。耳ダニのほか、猫はウイルス性の鼻気管炎(FVR)になることもあります。症状は、くしゃみや鼻水、涙目っぽくなるなどです。この病気は、細菌などの二次感染が起こると重症化することもあるので注意が必要です。

嫌がる猫をどんなふうにケアすればいいのか

健康であれば、目ヤニも耳垢もほとんど出ないので、特にケアする必要はありません。ただ、結膜炎や外耳炎などの病気になってしまった場合は、ケアをしなければならないこともあるでしょう。 嫌がられないようにケアするには「ごほうび」を与えながらするのがコツです。そして、普段から体全体を触る練習をして、猫と良好な関係を築いておくことをおすすめします。処置をする時は、必ず「おりこうさんだね」とやさしく声をかけ、おやつを与えながら、耳に薬を入れたり、目薬をさしたりしましょう。近年は、一度耳に入れると長く効果を発揮する薬もあるので、獣医師に相談してみてください。重要なのは、無理矢理ケアしないということです。猫は、絶対に「自分のためにしてくれた」と思わないので、猫との信頼関係が崩れてしまいます。

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