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豆知識

「歯周病」の予防方法

歯周病ってどんな病気?

「歯周病」という言葉はご存知の方も多いでしょう。でも、その病気の正体を、きちんと答えられるという人はそう多くはないかもしれませんね。
歯周病とは、歯と歯ぐきの隙間の歯周ポケットにたまった細菌の塊(これが、いわゆる「歯垢」のことで、バイオフィルムと呼びます。)から出る毒素などによって、歯を支える歯周組織に炎症が起こる病気の総称です。よく聞く言葉として、

・炎症が歯ぐきだけにある状態を「歯肉炎」

・炎症が深部まで進行し、歯を支えている骨が破壊された状態を「歯周炎」

といいます。
症状が進行すると、最後には歯が抜け落ちてしまうこともあります。

どんな状態だと歯周病?歯周病セルフチェックをしてみよう

早めに歯周病のサインに気付き、適切なケアを行えば、歯周病を予防することができます。下の「歯周病のセルフチェックシート」で確認してみましょう。

歯周病セルフチェック

□ 歯肉の色が赤い、もしくはどす黒い。

□ 歯と歯の間の歯肉が丸く、腫れぼったい。

□ 歯肉が、疲労時やストレスがかかっているときに腫れやすい。

□ 歯肉が退縮して、歯と歯の間にすき間がでてきた。

□ 歯が長く伸びてきた。

□ 歯の表面を舌でさわるとザラザラする。

□ 歯みがき時などに歯肉から出血しやすい。

□ 起床時に口が苦く、ネバネバして気持ち悪い。

□ 歯肉を押すと白い膿がにじみ出てくる。

□ 歯の動揺がある。

□ 歯と歯の間に食べ物が挟まりやすい。

□ 上顎の前歯がでてきた。

□ 人から口臭があると言われる。

出典:野口俊英ほか:歯周病のチェックポイントと予防法、口腔ケアのABC(河合幹ほか編)、医歯薬出版、1999

歯周病を「予防」しよう!

あきらめないで!歯周病は予防できる

歳を重ねて、歯周病になるのは仕方がないとあきらめている方もいるかもしれませんが、毎日のケアで歯周病は「予防」できます。ここでは、歯周病予防のための歯みがきや生活習慣など、ケアのポイントをご紹介します。

毎日の歯周ポケットケア

歯周病は、歯周ポケットにできた歯垢が原因となって発症するので、歯周病を予防するにはこの歯周ポケットをきれいにすることが肝心です。

1. 歯と歯ぐきの境目を意識してブラッシングする
歯周ポケットをきれいにするには、歯と歯ぐきの境目を意識してみがくことが大切です。ハブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目に45度の角度で当て、軽い力で小刻みに動かしてみがきましょう。
ハミガキは、歯周病菌を殺菌する成分に加え、歯ぐきの腫れ、出血を抑えるなどの歯ぐきに作用する薬用成分が配合された製品を選びましょう。
ハブラシは先端が細く加工された超極細毛がおすすめです。歯周ポケットに毛先が届きやすく効果的に歯垢の除去ができます。音波アシスト機能のついたハブラシならより効率的です。
2.デンタルフロスや歯間ブラシで歯と歯の間を清掃する
ハブラシだけでなくデンタルフロスや歯間ブラシを使えば、より効果的に歯と歯の間の歯垢を除去できます。お口の状態に合わせ、次のように使い分けます。
・歯と歯の隙間が狭い部分→デンタルフロス
・歯と歯の隙間が広い部分→歯間ブラシ

3. 寝る前にはデンタルリンスを使用する
寝ている間は唾液の分泌が減少し、口の中の細菌が増殖しやすくなります。就寝前に殺菌剤入りのデンタルリンスを使用しましょう。寝ている間の口腔内細菌の増殖を抑制することで歯肉炎が予防できます。

生活習慣の見直しと改善を!

歯周病は生活習慣病ともいわれます。生活習慣を見直すことで、歯周病の発症や進行を防ぎましょう。

生活習慣の改善ポイント

・食習慣を見直して栄養バランスのとれた規則正しい食生活をする

・十分な睡眠で抵抗力をつける

・喫煙は歯周病リスクを高めるので、禁煙を心がける

定期的に歯科医院でチェックをする

歯周病は歯ぐきからの出血などの症状があっても、痛みなどの自覚症状が少ないため放置されがちです。歯周病は初期の段階なら、毎日のセルフケアで、もとの健康な歯ぐきに戻すことが可能です。1年に2~3回 は歯科医院を受診し、歯ぐきの状態をチェックしてもらいましょう。

当記事はライオン株式会社が作成・監修しています。

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