調剤報酬を受け取るためには
レセプト業務が必須
調剤薬局の事務は、処方箋の受付とその内容をレセプトコンピュータに入力し、診療報酬明細書を作成することが主な仕事です。処方箋を受け付ける際は、まずは期限切れに要注意。初めて来られた患者さんの場合は薬歴簿を作成し、再来患者さまであれば、保険証に変更がないかを確認します。通常患者さまは、保険の適用によって薬代の一部を負担。残りは保険者である国民健康保険や保険組合に対して毎月請求しており、これをレセプトと呼んでいます。つまりレセプトは、薬局が調剤報酬を受け取るために必要な業務。レセプトコンピュータに入力した患者さまの保険情報や処方内容に誤りがあると請求が認められないので、入力時は正確性が求められます。
私自身、2016年からトレーナーになり、愛知エリアの事務職を対象にした勉強会で発表したり、業務資料を作成することも任されるようになりました。愛知エリアの事務職が日頃からスムーズに仕事を進められるよう、監督していくことはトレーナーとしてのミッションです。
トレーナーとして
同じ事務職の頼れる存在に
薬剤師がより専門業務に集中できるようにするため、事務の仕事内容に変化が生じています。今までは、調合をするために棚から薬を取り出すピッキングについては薬剤師が担当していましたが、現在は多くのVドラッグで事務が行うようになりました。また、薬の在庫管理についても事務が任されています。患者さまがいらっしゃった時に、必要な薬がきちんとお渡しできるよう、管理の仕方にも工夫を取り入れました。このように、薬剤師のサポーターとして活躍の場が広がったことで、患者さまから「ありがとう」と言われるだけでなく、薬剤師からも「ありがとう」の言葉が多く聞かれるようになり、人のために尽くす喜びを感じています。
目標は、引き続き薬剤師の力になること。そして、トレーナーとしても事務職の頼れる存在になること。トレーナーの経験値はまだ少ないですが、マニュアルを作成したり、皆が知りたいことをいち早く勉強会で取り上げるなどして、事務職のレベルの向上を図っていきたいです。
チケット割引サービスを使ってテーマパークへ
休日は出かけることが多いです。2016年の年末には友達に誘われてアイドルグループのライブを観に大阪まで行ってきました。また、福利厚生の一環でテーマパークや遊園地のチケットが割安に購入できるので、同期と休みを合わせて関西の有名テーマパークに出かけたこともあります。希望の休みが取りやすい点は、入社動機のひとつに掲げていたのですが、うまく休みがいただけるので、とても満足しています。ちなみに、チケット割引サービスは、皆さん何度も利用しているんですよ。
